どちらも「さびしい」「さみしい」と読みますが、どのような場面で使うのでしょうか。
「寂しい」
一般的で広く万能に使えます。
常用漢字で公的書類、ビジネスでも幅広く使われる標準的な表記で、日常会話はほぼこれで大丈夫です。
人がいなくて心細い、物足りない、静かすぎる。
<例文>
一人暮らしは寂しい
連休なのに予定がなくて寂しい
音楽が止まると急に寂しくなる
いつの間にかシャッター街になっていて寂しい
部屋に家具が少なくて少し寂しい感じがする
「淋しい」
感情的、文学的です。
常用漢字ではなく公的には使われません。人恋しさやしんみりした孤独感、情緒的ニュアンスを表現するときに使います。
静けさ、風情、哀愁があり小説、手紙、歌詞などの表現に合います。
<例文>
あなたがいなくなって心にポッカリ穴があいて淋しい
人影のない駅のホームが淋しい
晩秋の夕暮れ時の淋しさ
誰にも言えない淋しさを抱えている
淋しい熱帯魚(曲でしたね 笑)
ちょっと面白く、同じ情景で使い分けてみると…
彼が帰って寂しい(普通の感情)
彼が帰った後の部屋が淋しい(空気感を含んでる)
迷ったときは「寂しい」を使うのが無難です。雰囲気を出したいときは「淋しい」もいいかもしれませんね。