雪の便りを聞くとワクワクする人、いますよね。
スキー、スノボをやってる人ならなおさらです。「私をスキーに連れてって」世代の私もワクワクウキウキです!
スキー合宿は根強い人気
近年またゲレンデが賑わいを見せているように感じます。勿論、スキーブームの時の比ではありませんが …
ブームの時、行きまくっていた人達が親世代となり、子供とスキー旅行に出かけたり、その子達が成人を過ぎ今度は友達同士で出かけたりするので賑わっているのだと思います。若い世代はスキーよりスノボが圧倒的に多いですけど。
今回は、修学旅行や研修旅行として学校行事で根強い人気がある「スキー合宿」の時の持ち物について書いてみたいと思います。勿論、学校行事ではない人にも参考になると思います。
スキーブームだったからといって全員がしていたわけでもないし、泊りでは行かなかった人も多いでしょう。また、最近は全然行ってなくて持ち物なんてなかなか思いつかないこともあるでしょう。
ちなみに私はスキーブーム中はワンシーズンで日帰りが 10~15回、一泊以上の泊りで 2~3回 滑りに行ってました。こりゃバカですわ…
かなりお金も使いましたね~ まぁ楽しかったですから良しとしましょう!
高校の修学旅行が志賀高原2泊3日でした。
スキー合宿の持ち物
ウェアの中に着る服
スキー合宿だと学校からプリントが配られたり説明会があると思いますが、スキー未経験者にしてみれば特に服装に関してはどんなのがいいのか見当もつかないと思います。
一番頭を悩ませるのはスキー(スノボ)をする時にウェアの中に着る服だと思います。
持ち物リストを手にスポーツ店に行って、書いてある“スキー用アンダーウェア”の値段を見て驚いた方、いるでしょう。しかも3泊4泊の場合は数枚必要 ⁉
吹雪であったり初心者だとあまり動かないので、寒さ対策で保温性があること、雪の中でもウェアは結構保温性があり少し動けば汗もかくので通気性が良いこと、専用とされるアンダーウェアは勿論これを兼ね備えているので間違いはありません。
が、デザイン的に見ても普段着としては流用できないと思います。(個人の考えですが…)
ズバリ、家にあるフリース素材のもので十分です。できれば温度調整ができる前開きがおすすめです。暑ければ簡単に脱げるし、特に昼食時の食堂などは暖房がガンガンかかっていてとても暖かい所が多いです。
ユニクロのジップアップフリーストレーナーみたいなものです。わざわざ買う必要もないし、この機会に新調するのだったら普段使いと兼ねて選べば無駄にもなりませんね。
枚数は滑る日数までは必要ありません。滑る日が2日なら1枚、3~4日なら2枚で十分(下着ではないので頑張れば1枚でも)です。夜に部屋に掛けておけば夏ではないので臭いもでません。
フリースでも速乾性を考えればアウトドアブランドのものが一番いいですが、ちょっと高価なので持っていなければ安いもので十分です。
トレーナーでも構いませんが素材には気を付けましょう。綿100%は汗は吸いますが乾きが悪いので汗をかいた後の夕方は最悪です。また、フード付きはスキーウェアを着ると邪魔になるので避けましょう。
インナー(上)
次にその下に着るインナーです。
ヒートテック系の長袖、もしくは半そで(暑がり寒がりで分かれると思います)で決まりです。よっぽどの暑がりの子だったら昼食中に脱いでもいいように下着シャツではなくTシャツタイプが良いでしょう。これは下着と考えて日数分を用意しましょう。
勿論、専用のものは機能性、保温性、速乾性、通気性などに優れていて間違いはないでしょう。考え方だけですので否定はしませんし、もし私がそういうものを使用したらハマってしまうかもしれませんしね。。
あくまで参考程度で考えて下さい。
どうでしょう? ここまでならまだ買い物しなくてもいいご家庭が多いのではないでしょうか。
そうなんです、私みたいにしょっちゅうスキーに行ってる人間でも専用とされる服はスキーウェア以外使っていません。
インナー(下)
次はパンツ(ウェア下)の中に履くアンダータイツです。
普段はタイツを履くことはあまりないと思うので無駄にならないようにヒートテック系を1枚用意しておけばいいでしょう。下着のパンツを毎日替えていれば大丈夫です!
私は若いころはスキーの時でもタイツを履いたことがありません、暑いです。
天候、体質にもよりますが、暑くて履いていられない!と感じる子もいるでしょう。
“ヒートテック系” と何回も勧めましたが、分かり易く表現するためですのでご理解を。どのメーカーでも構いません。
靴下
靴下は普段使っているものでは厳しいかと思います。
厚みというよりは長さが欲しいのでふくらはぎ辺りまであるできれば暖か素材のものがいいですね。防寒対策プラス、特にスキーブーツの素材は硬いのでクッション的な役目も果たしてくれます。
パイル時など厚めの靴下にするなら注意が必要です。もし出発前にブーツのサイズ合わせをする場合は必ずその靴下を持って行くようにしましょう。でないと当日きつくてブーツが入らない可能性も…
雪がブーツの中に入ることも想定できるので、複数日なら2足あると安心です。
もっとも、部屋に干しておけば一晩で乾いてしまうので、滑る日数が2日なら1足でも大丈夫です。
※ これはスキーをする時の靴下ですから、行き帰りとかホテルで過ごす時のものは別で考えて下さい。
ニット帽他
ニット帽はレンタルですか?
もし準備しなければならない場合は耳も完全に覆うタイプがいいです。
耳が冷たいとスキーどころではありませんから。
ニット帽プラス耳当てをセットで考えてる方もみえるかと思いますが、耳を覆うタイプのニット帽ならその上にゴーグルのゴムを通すのでバッチリ耳当ての役目も果たします。
最近は安全の面からゲレンデでヘルメットを着用する人がかなり増えてきました。
購入となるとちょっと高いのでレンタルの中に含まれていればいいのですが。
あと、ウエアのタイプにもよりますがレンタルなのであまり期待できないので、ネックウォーマーがあると首元と口元の防寒になります。
これは冬季の自転車通学にも使っている子も多いと思いますが、スポーツ屋さんなどで売ってるフリース素材のものがピッタリです。1,000円前後であります。
カイロ、リップ、日焼け止め 他
あと、あると便利かなというものが、カイロ、リップ、日焼け止めです。
カイロは寒がりの子なら体に貼り付けるタイプがあると安心ですね。
レンタルのグローブはあまり暖かくないものが多いようなので、グローブの中に入れられるタイプのものは意外と重宝します。
ブーツの中に入れるタイプ、つま先に貼り付けるものですが、これはあまりお勧めしません。何度か使ったことがあるのですが、ブーツが履きづらかったり中でずれてしまったりで一苦労しました。
リップ、日焼け止めですが、雪焼けを甘く見てはいけません!
ネックウォーマーで一日中完全に覆ってしまっていればリップは不要ですが、吹雪でない限り滑りに慣れてくると結構暑くなり、ずらす時間も長くなります。何も保護をしておかないと唇がカサカサになってしまいます。
また、天気のいい時に日焼け止めを塗っておかないと逆パンダ焼けになってしまって暫くはネタにされるでしょう 。。。
学生のスキー合宿ならスキー中はお金、携帯は持っていけないと思いますが、もしOKあるいは他の物をウェアのポケットに入れる場合は防水カバーがあると安心です。
外ポケットだと雪が入る可能性があり、内ポケットだと汗、体温の湿気で財布などがシミになってしまう可能性があります。
ネットで探せば1,000円前後であります。
宿の服装
最後にホテル、旅館での服装です。
スキー場周辺の宿の館内は暖かくしてあるところがほとんどです。
学校指定のジャージならば半袖も是非入れていって下さい。自由なら半袖Tシャツにパーカーなどの上着とスウェットパンツの組み合わせで間違いないです。
暑がりな子なら短パンもあると楽に過ごせると思います。
- ウェアの中 … フリース素材のもの (2日なら1枚、3~4日なら2枚あると安心)
- インナー(上)… ヒートテック系の長袖、もしくは半そで(泊数枚)
- インナー(下)… ヒートテック系のタイツ1枚 (人によっては不要)
- 靴下 … 長めの暖か素材のもの(2日なら1足、3~4日なら2足) ※ 行き帰り、ホテルで過ごす時のものは別で
- その他 … ニット帽、ネックウォーマー、カイロ、リップ、日焼け止め 、防水カバー等
- 宿の服装 … パーカー、スウェットなど楽な服装で、半そでもあると調整効く
着込み過ぎると動きづらくなり上達の妨げになります。
何を着ても吹雪の時は寒いです、動きましょう!
最後に
どうでしょうか?
これくらい分かればあれこれ悩まずに済むのではないでしょうか。
なるべくお金をかけずにという観点と個人の経験上の話なので、参考程度にしてもらえれば幸いです。
初めてゲレンデへ行くワクワク感を現地で台無しにしてしまわないように、持ち物の準備を事前にキッチリして最高の思い出になるようにしてあげて下さい。
毎年、雪不足が心配されますが、スキー合宿が行われるスキー場は雪が多い地域ですので結構積もっているものです。
合宿が楽しくてその後にスキー、スノボに行きたいと言ったら家族でのスキー旅行を計画してあげて下さい!
その時に道具は買い揃えた方がいいのかレンタルした方がいいのかを節約目線でまとめた記事もありますので、こちらも是非読んでみて下さい。
初めてのスキー、スノボで用意するもの。レンタルするか買うべきか。
ウィンタースポーツ人口が増えることを楽しみにしています!